Googleペナルティとなっていた地域情報サイトのケース

某地域情報サイト(医療情報含む)、ドメインキャリアは、当該地域のエリア情報サイトとしても最長の部類のドメインで運用されています。さらにコンテンツ量も1万ページ以上あり申し分ないサイト規模のところですが、主要エリアである「青葉台」の「内科」では「圏外」となっていました。(以下の表を参照:検索ランクはコンサルティングSEO受注時に取得)

以下の表にある「圏外」とは検索ランク100位以下という意味です。競合する「青葉台駅に関連した地域情報サイト」「医療情報サイト」「青葉台駅周辺で内科を診療科目とする医院やクリニック」などで「青葉台駅 内科」で本来表示されるべき該当Webサイトを全てをあわせても約50サイト(写真下のスプレッドシートで説明しています)、極端に最大に想定しても80サイトくらいです。この状況で100位以下というのは、Googleからペナルティを受けているもしくは強力に最大にマイナス評価を受けていると考えて良いと考えます。

以下スプレッドシート補足:「青葉台 内科」と検索した場合に、地域情報サイト・医療情報サイト・該当医院クリニックが以下の様に48サイトなので、もっとも低い評価でも49位もしくは50位台で検索結果に表示されるはずである。が、しかし、100位以下といのはペナルティもしくは最大限のマイナス評価を受けていると考えられる。

再度のお伝えになりますが、この地域情報サイトのコンサルティングSEO受注直前に「青葉台 内科」「青葉台駅 内科」と検索結果を取得し、上記結果を計測しました。当該地域サイトはサイト運営システムのフルリニューアルのタイミングでした。新しく創られるシステムは、医療情報以外の街情報(美容・エステ・公共設備ほか)にも注力したコンテンツを予定していたので、それらとの整合性をもって、つまり干渉したりバッティングすることななくhtmlとして出力されるように考え、検索からのプラス評価を獲得できるようなアイディア(駅からの距離や徒歩時間もシステム的に自動で出力されるほか)も組み込みました。JsonLDを登録情報から自動で出力(html書き出し)する仕組を提案してそういったシステムにしました。

そして、以下は、弊社がコンサルティングSEOとして取り組んで約半年(6ヶ月)後のランク状況です。下旬の1日だけ20位となったのは計測ツールのエラーと推察していますので、6ヶ月後中旬には、当該キーワードで検索結果3位にランクできたということです。

参考までに、上記のリカバリーされたランク表の前月の状況は以下です。上記のスプレッドシートにある「医療情報クリニック医院(A)」と「地域情報サイト(B)」の合計48に近い、つまり48位以内のランクとなっています。SEO受注前計測の圏外というGoogleペナルティ状況から、約半年でリカバリーできたことの証明です。本当にありがたく「やりがいのある取り組み」でした!