近年よく耳にするランサムウエア攻撃・サイバーインシデント・データ侵害
これらは現実に身の回りで発生しています!

私どものWebMasterというサービスで管理しているWebサイトにも、実は結構な数の不正アタックが発生しています。多くのWebサイトではこういったアタックされてるログデータを実際に取得していないため何も発生していない無事で安全な状況と勘違いをしてしまっているケースが殆どなのです。
(※クラッキングについて)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF

実際にクラッキングされて初めて「攻撃されたと気がつく」のですが、そのタイミングでは既に被害状況がWebサイトで可視化できるできないに関係なく専門的な修復が必用な状況であることには違いありません。なので、私どものWebサイト管理運営サービスであるWebMasterでは攻撃状況を日々把握して対策をとっています。

以下はインターネットで発生している世界中のクラッキング状況とその被害や近年の増加についてです。

被害エビデンスについて(引用元あり)

オンラインでのハッキングやクラッキングが日々拡大しているのをご存じですか?2023年には顕著な被害拡大が報告されています。例えば、金融機関はランサムウェア攻撃の増加率が35%に上り、平均的なデータ侵害コストは約5.97百万ドル(8億9千550万円:150円換算)に達しています。更に、教育機関は週平均2,507回のサイバー攻撃を受けており、これは前年比15%の増加です​。政府機関に対する49件のサイバーインシデントも、2022年に比べて11%増加しています​​。
​ (※1)https://parachute.cloud/cyber-attack-statistics-data-and-trends/​

2023年の主要なデータ侵害の一例としては、8億1500万件の個人データが漏洩したインド医学研究会議(ICMR)のケースがあり、COVID-19検査データベースから不正に抜き取られたデータがダークウェブで販売されたものです​​。別の事例では、遺伝子検査会社23andMeから約2,000万件のデータがクレデンシャルスタッフィング攻撃により漏洩しました​。
(※2)https://www.itgovernance.co.uk/blog/list-of-data-breaches-and-cyber-attacks-in-2023
https://www.itgovernance.co.uk/blog/list-of-data-breaches-and-cyber-attacks-in-2023

Check Point Researchの2023年のセキュリティレポートによると、サイバー攻撃は前年比38%増加し、教育部門と医療部門が特に大きな影響を受けています。教育部門への攻撃は、特に地政学的な紛争が関連しており、医療部門では前年比で74%の増加が見られました。
(※3)https://research.checkpoint.com/2023/2023-security-report-cyberattacks-reach-an-all-time-high-in-response-to-geo-political-conflict-and-the-rise-of-disruption-and-destruction-malware/